意味が分からなくて怖い話 その2
友達は 愛 と 勇気 だけ!
あんこのヒーロー うっつんです!
今日のブログはこの季節にぴったりの恐ろしさ爆発!第一の爆弾!キラーうっつん!(意味不)
、、、怖ーいお話をご準備いたしましたぜ。
トイレに行きたい方は先に行っておく事をお勧めいたします。
、、、ヒッヒッヒ。
アレはうっつんが3つ前の仕事をしていた頃の話です。(3つ前って、、、)
その時の仕事はシフト制であったため、遅番終わりでの帰りは24:00頃になるのが常でございました。
当時の私は食に乱暴なランボー者(アフガン)だったので腹が減れば時間に関係無く、そして迷い無く食う。そんな漢の中のおのこでした。
その日は小雨が降っていたと記憶しております。深夜、車で帰宅中にまだ営業している近所のマクドナルズに行く事にしました。
その店舗は深夜の店内販売は実施しておらず、ドライブスルーのみ利用可能な店舗でございました。
私がいつも通りドライブスルーのインターホンに向かうと、そこには既に先客がおりました。
(やだなぁ。怖いなぁ。)
私はその先客を見た瞬間にそう感じました。
それにはちゃんとした理由がございます。
その先客は車に乗車しておらず、小雨の中、傘をさした状態でインターホンに話し掛けていたのです。
見た目からすると60代前半と思われる老婆でした。
私は車に乗車したまま、強張った表情で先客の注文が終わるのを待ちます。
妙にワイパーの稼働音が大きく聞こえたのを今でも覚えております。
(どうしたんだろう。、、、遅いな。)
私がマクドナルズに到着してから5分程経過したでしょうか。今だに老婆はインターホンに話し掛けております。
車内にいた私には雨音とエンジン音で勿論、何を話しているのかは分かりません。
怪訝に思った私は車から降りて老婆の話を聞く事にしました。
その判断が全ての恐怖の始まりになろうとは知らずに、、、、、。
老婆「お願いします。息子が買って来いと言っているんです。」
インターホン(男性)「申し訳有りませんが徒歩でのお客様はドライブスルーをご利用出来ないんですよ。」
老婆「、、、、、どうしましょう。困ったわぁ。」
なるほど、そりゃそうか。
妙に納得した私は同時にこの老婆がとても不憫に思えました。
小雨とはいえ、深夜の雨の中をお年寄りの母親にジャンクフードを買わせに行かせる息子。
、、、きっと家庭に何らかの問題がある方なのでしょう。
私は一つの解決策を思い付き、二人に提案しました。
うっつん「お婆さんが車に乗っていればいいんですよね?」
インターホン「ええ、、、まぁそうですね。」
うっつん「お婆さん、僕の車の助手席に乗りませんか?お金は払えないですけどそれなら注文出来ますよ。」
お婆さん「いいんですかぁ。どうもすいませんねぇ。」
よく見れば優しそうな可愛いお婆さんではありませんか。
ですが顔には若干の疲れが見えております。、、可哀想に。
老婆はゆっくりと私の車の助手席に座りました。
老婆「すいませんねぇ。息子が食べたいって言うもので、、、、」
うっつん「大変ですね。」
私は老婆の息子に若干の怒りを覚えましたが、他人の家庭環境に深入りする訳にはいきません。
私はゆっくりと車を走らせました。
インターホン「ご注文をどうぞ。」
うっつん「、、、着きましたよ。お先に注文して下さい。」
老婆は助手席からでもインターホン先の相手に聞こえるよう、大きな声で注文しました。
老婆「え〜っと!、、、、
モスバーガー1つ!!!!」
今宵のお話は如何だったでしょうか。
身の毛もよだつ老婆のお話。
皆さんも実際に自分がうっつんだったと思って想像してみて下さい。
今思い出しても身体が震えます。
深夜のドライブスルーには十分にご注意下さい。
ほら、あなたの前にも優しそうな老婆が、、、。
老婆にはその後、丁重にモスバーガーの位置をお伝えして車から降りていただきました。
※歩いて5分ぐらいの位置に有ります。深夜にやってるかどうかなんて知りません。
正直眠かったです。
サヨナラ